2009年7月21日火曜日

夢を見た

高校時代は、熱くなるのが苦手で(今もだが)所属していた吹奏楽部の部員には散々迷惑をかけた。
他にヤンチャをしていた仲間たちはみんな退部したいたというのに
私ときたら、やめる根性はないのに悪さばかりをしていたため、さぞかし嫌われていただろうと思う。
反省する気はないが、部員の皆さまにお会いすることがあれば、謝罪くらいはしたい。

そんな中、うとうとしていたら夢を見た。

顧問の先生の夢だ。
その先生は、女性で還暦直前な年齢、なぜかいつも一杯ひっかけてきたような調子で指揮棒を振る。
音楽準備室を自室のように使い、アイロンや冷蔵庫があるのが理解できなかった。
言っていることも、長嶋(元)監督のように「ゴンゴンっと!」「しゅしゅっと!」と全く理解できなかった。
が、彼女の独特の雰囲気を初めて見たときに電気が走るような衝撃を受け、進学する高校を決めた程度には、彼女を尊敬していた・・筈。

なんか知らないけどあまり部活にも積極的ではない私に、掛け持ち顧問をしている合唱部に強制入部させてくれた、今でこそ(ソコソコ)感謝できるようになった先生である。
吹奏楽に関しては何も言われなかったのだが、合唱については四六時中粘着
無断欠席すれば、地震雷火事オヤジが一遍に来るような怒られ方をした。
発声練習の時に「変な声で歌うな、乱れる」と注意され「勝手に入れたのはアンタだろう!」と憤慨して
なぜか悔し涙が出たのも今では良い思い出である。
青春してたんだなあ、それなりに。

その先生の夢を見てしまった。とてもリアルな夢だった。
吹奏楽部員の面子に「どうして勝手に休むの?」「来ないのなら大会出さないよ」などと責められている最中に
ヘラヘラしながらやってきて、何かをおっしゃったのだが、何をおっしゃったのか聞こえないまま目が覚めた。
急に心配になり、起きてからすぐに先生の名前と出身高校をPCで検索した。
が、何も出てこなかった。
もちろん、その先生が指揮棒を振った大会結果などは出てきた。
今も心配している。

なぜ、こんなに心配しているかと言うと、最近私が夢に見る人は必ず何かしら人生における事件が発生している。
結婚 出産 離婚 入院・・など。
良い事もあれば、悪い事もある。
先生も良いお歳であるから、何か悪い予感がしたのである。
あの先生に限ってそんな事はないだろうが・・・

J南高校の吹奏楽部で指揮棒を振っていたI先生の近況をご存じの方、ぜひお知らせください。

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